選択ソート¶
選択ソート(selection sort)の仕組みは非常に単純です。ループを開始し、各ラウンドで未ソート区間から最小の要素を選び、整列済み区間の末尾に配置します。
配列の長さを \(n\) とすると、選択ソートの手順は次の図のようになります。
- 初期状態では、すべての要素が未ソートであり、未ソートな(インデックス)区間は \([0, n-1]\) です。
- 区間 \([0, n-1]\) 内の最小要素を選び、インデックス \(0\) の要素と交換します。これにより、配列の先頭 1 要素が整列済みになります。
- 区間 \([1, n-1]\) 内の最小要素を選び、インデックス \(1\) の要素と交換します。これにより、配列の先頭 2 要素が整列済みになります。
- これを繰り返します。\(n - 1\) 回の選択と交換を経ると、配列の先頭 \(n - 1\) 要素が整列済みになります。
- 残った 1 つの要素は必ず最大要素なので、ソートは不要です。これで配列のソートは完了します。
コードでは、\(k\) を用いて未ソート区間内の最小要素を記録します。
アルゴリズムの特徴¶
- 時間計算量は \(O(n^2)\)、非適応ソート:外側のループは合計 \(n - 1\) 回です。最初のラウンドの未ソート区間の長さは \(n\)、最後のラウンドでは \(2\) であり、各ラウンドの内側のループ回数はそれぞれ \(n\)、\(n - 1\)、\(\dots\)、\(3\)、\(2\) となります。総和は \(\frac{(n - 1)(n + 2)}{2}\) です。
- 空間計算量は \(O(1)\)、インプレースソート:ポインタ \(i\) と \(j\) は定数サイズの追加領域しか使用しません。
- 不安定ソート:次の図のように、要素
nums[i]がそれと等しい要素の右側へ交換され、両者の相対的な順序が変わる可能性があります。











